ペッカリーの見る夢・・・第二夢:ホントに聞いたんだもん!
今日は特別にもう一つお話をするペカ^^ なんだか悲しい話だけと思われちゃいけないからね。これもおととし聞いたこと。翌朝、館長に書きとめてもらったんだ。
第二夢:ホントに聞いたんだもん!
オイラ、ゆうべ夢を見た。
それはオイラの目の前で若い母親に
「あなたって子は三年生にもなって、まだそんなことを言っているの!?」
と叱られて、
「ホントに聞いたんだもん!」
とベソをかいていた小学生の男の子が本当に体験した出来事。
塾からの帰り道、僕は不思議な声を聞いたんだ。すっかり暗くなった桜並木の根元から聞こえて来た、こんなささやきをね。
「お~い、みんなセット完了したか~?」
「ハイハ~イ、カメムシ1号から12号はOK」
「コガネムシチームも終了!」
「俺たちセミ部隊は先週からの涼しさで随分仲間が減っちゃったから、作業が大変だったよ」
「シアン、マジェンダ、イエローと・・・え~っと」
「ブラックの太いのと細いのね」
「夏の終わりは特に大変。街路樹一本一本の根元に、新しいカセットを一斉にセットしなきゃいけないんだもの」
「でもさ~、どうして毎年毎年こんなことするの?」
「決まってんだろ。これからあれをするからだよ。あれを」
「そうそう。人間たちを喜ばせるために、今年も神さまの指示で秋の葉っぱを印刷しなきゃいけないだよね」
「ところで、カラーコーディネーターの玉虫先生からは今秋の配色指示が来てたっけ?」
「今年は冷夏だったから、どんなパターンかは誰でも簡単に見当がつくけどね」
「でもあの先生、気分によって指図がコロコロ変わるからな~」
「だから玉虫・・・」
「しっ、聞こえるとご機嫌斜めになって大変だぞ!」
「おっ、おい。さっきから小さな人間が聞き耳を」
それからは虫の鳴き声しか聞こえなくなっちゃった。ママは信じてくれないけど、僕はホントに聞いたんだもん!
★次の夢への入り口は、ここだよ^^ → https://peccary877choco.seesaa.net/article/201307article_3.html
★最初の夢へのトンネルは、ここ → https://peccary877choco.seesaa.net/article/201307article_1.html

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